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漢方のはなし その1


漢方の脾とは?


女性の方に多い病気 婦人病の漢方薬について


漢方のはなし その3
五行説.1;漢方の基礎理念.3.、、、六甲の秋




Yakurou memo1

漢方のはなし その2
陰陽説.三才説;漢方の基礎理念、1.2.

Yakurou memo1   

中国本家の漢方
    傷寒論・金匱要略 現存する最古の漢方書です
    張仲景師(~219;後漢~三国)著
    その後、林億先生(11世紀?宋)による
    卓越した再編が施された
    漢方900年の集大成といえます
     崔氏八味丸・千金方越婢加朮湯(唐)
     近効方朮附湯・外台黄芩湯(唐)等々    

    偉大なる宋の時代に大成し
    金・元の頃には漢方は衰退
    一方日本では漢方は独自の発展を遂げていたが
    その後1911年、日本の明治維新
    明治時代に衰退の危機を迎える
   
    現代、Kanpoとして東アジアにおける医学は世界に波及した
    真柳先生の研究成果も非常に大きいです

陰陽説・三才説:漢方の基礎理念1・2

  陰陽説例

 * 八綱の話  
    表裏・虚実・寒熱・陰陽  2×4=8
     →
    表裏・虚実・寒熱     2×2×2=8

  三才説例

 * 3陰3陽の話  上・中・下焦の話
    気・血・水の話

 陰陽説の話

 五行説の話

 * 気の話
    気も水も血も本来、中性 but
    五臓の気だけが帰属意識強調しすぎでは?
    発生学も
    臓から臓は相生・相克 臓から腑はいわば感受性か

 * 未病を治すの話
    原義:王道・補薬の手法の1つ。
    広義:“医食同源”と同じで、日本流
       中国思想の再発見・再評価

 * 処方のいわれ

  ** 処方のいわれの話

  ** 柴胡桂枝湯の話
柴胡桂枝湯
    柴胡桂枝湯
     =桂枝湯で生じた余力で
       柴胡(半表半裏)・黄芩(腸部位)で病熱を除き
       半夏(組織熱に対する水冷)水をさばき
       人参(組織活力↑)の生命力アップを目指す
或は   =小柴胡湯で半表半裏~筋膜の炎症を解消
       芍薬で筋膜部のコリを除き桂皮で表虚を実する

  ** 青竜湯・白虎湯・玄武(真武)湯 
     もっと重要なはずの四神
     名を冠した季節の薬の存在が先だったか
     傷寒論が他書編成のモデルか?
     中国の伝統?
  ** 瀉心湯  
     心実を瀉す 当たり前だけど
     心の制御力upが動機
      瀉心湯
      附子瀉心湯
      半夏瀉心湯類:単なる消化器系薬ではない
  ** 四逆湯
     四逆:熱;手足が冷える
     当帰四逆湯:血管、冷、性
     四逆散:血実、渋滞による末梢血流不足
     四逆湯:血虚で届かない
  ** 承気湯
     河原の砂金取りの情景:気の開放
     大・小承気湯
     調胃承気湯:文字通り
     桃核承気湯:血分多
  ** 越婢湯
     脾(肌肉)を越えて 輪切り
     生姜が必要
  ** 当帰剤 当帰剤⇔柴胡剤
  ** 桂枝湯とその変形の話
     桂枝湯:変形の大きな方向は表調整⇒裏への余力期待の漢方へ
         未病を治すに通ずることも
     小建中湯(桂枝加芍薬加膠飴):太古にブドウ糖点滴の発見と理解
     当帰四逆湯(桂枝去生姜・加当帰・通草・細辛)
     当帰四逆加呉茱萸生姜湯(桂枝増生姜、加当帰、通草、細辛、呉茱萸)
     あるいは(当帰四逆湯×0.6 増細辛+呉茱萸、生姜)

     桂枝去桂加茯苓白朮湯
     白朮附子湯(桂枝去桂、芍薬、加朮、附子):荒木先生、藤本先生
    

  ** 苓姜朮甘湯 原:甘草乾姜茯苓白朮湯
     肺up→腎up
     まるでACE
  ** 柴胡加竜骨牡蛎湯 原、処方薬順:半夏、大棗、柴胡…

 脾の話

 * 脾の話 
 * 4文字の漢方薬は良く効くぞの話
 * “似たもの(病気)は 似たところで探せ 似たもので治せ”の話
 * 瘀血(おけつ)の話 
 * 修治の話 
 * 人参と石膏の話


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