そのひと そのひとへ、、、
中六の漢方を
まずは、お電話ください。
073-422-2400
ご相談メールはこちらから どうぞ、
トップへ / やくろう編集版 目次 / 妊娠初期の話 やくろう版
妊娠が判った時点で、昨日までお飲みだったものは、
治療薬、サプリメント、その他、、、
漢方薬でも一応、全て中止すべきでしょう。
事情が変わったのです。
そして、産科の先生、看護師や助産師の先生方に、
「飲み続けた方が良いのか?」を、お聞きし、必ず、確認しましょう。
決して、ご自分で判断なさらないように。
診察のたびに、つわりの具合を含めて、不安に思うことや、
お母さんの、どんな小さな、体調の変化もお伝えしましょう。
そして、それらが、想定の範囲なら、安心して、様子を見ましょう。 (2.3日の出血なんか、問題ないでしょう、、、)
赤ちゃんは、、、?
赤ちゃんは、始めは、おぼろげに、
次第に、心音などで確実に、
だけど、ただ、生命を確認するだけです。
でも、それが、ものすごく、うれしい事ですよね。
余り面(おもて)に現さない方でも、喜びがこみ上げてくるでしょう。
勇気100倍!
その後は、、、、
赤ちゃんに、何が起こっていようと、わかりませんし、かまいません。
まだまだ、“そっとしておく” しか、手(手段、方法)がありません。
ただ、心の中で応援しましょう。
そして、標準は、あくまで標準です。
ずれていても、個性的で頼もしいじゃないですか。
産院、助産院は、
健康な方たちが集(つど)う、唯一の、医療機関です。
産科の現場は、激務でしょう。
良くは、存じませんが、容易に想像がつきます、、、、、、
日本では、
誕生間近の、1000人の内、995人以上の赤ちゃんが、無事に生まれています。
10万人の周産期妊婦さんの内、9万9995人以上が、無事に出産を終えています。
世界最高水準です。
99.5%と、99.995%!!。
生物学では、あり得ない数字でしょう。
医療の賜物(たまもの)です。
人知の遠く及ばない、生物内の化学反応でも、こんな突拍子もない数字はないでしょう。
出産!、、、、、、
そこでは、いくつもの命が、
大切に拾い上げられ、いくつもの命が、救われていることでしょう。ただただ、頭が下がる思いがします。
そして、相手は、生物なのですから、
もう、これ以上は望めない、頂点かも知れません。
救急医療なら、絶えず死と直面した、誰しもが、覚悟の現場でしょう。
不幸からの生還もあれば、過半の不幸の時も あるでしょう。
慢性病なら、ゆるやかに、何事も無く、
10年越しの経過観察中の患者さんも、居られるでしょう。
一方、産院、助産院は、なにがしの不安はお持ちでも、
多くの健康な方たちが、希望に満ちて、ほがらかに集(つど)う、
唯一の、医療機関です。
そして、そこに通われる方は、
必ず、数ケ月余りで、急転直下で、カタが着きます。
その時、ほとんど全ての人が、“この世で1番” の幸福を、味わうのですが、
、、、、、、
避けがたい、0.3%以上の不幸も、厳然と存在するのです。
しかも、出産は、160~270日間プラス、
ほんの、2時間前までの、順調な経過―健康―に、引き続いて、のことです。
誰も、考えもしない不幸は、何時?何処で?
それは、いざ、起こってみなければ、分かりません。
生物なのですから、
何が起こるか、どんなハプニングが待ち構えているか、
多くは、前触れすらも無く、、、わからないのです。
そして、普通の“その日”は、休日も、祝日もなく、
どれほどの時間を要するのか、、、、、
何一つ、、、、
、、、、、、
分かりません。
たとえ、“万が一” を超越しても、
私たちが、“生物である” と、言う宿命から、
免(まぬが)れることは、できません。、、、、
、、、、、そんな、現場でしょう。
(あなたの幸福は、1000人に3つの、不幸な、
そして、出産に至らず、カウントされない、
その10倍の、尊い、幻の、命 の、
上にあることを、頭の片隅にね。 )
伝統的な漢方薬は、一応、何千年かの人体実験を終えています。
妊娠時の漢方薬のために、特別に項目を立てることもあります。
しかし、今のお薬は、まだ、経験が足りません。
薬の安全性が、完全に確立していないものが多いのです。
ある症状に適応する薬でも、その効果が、体全体にもたらす影響や、
他の方面、特に胎児への影響が、わかりかねます。
そこで、通常の薬の使用には、慎重に、臆病になります。
つわりや一寸した出血など、
想定内で、我慢できる程度に思われる症状に対しては、
リスクの在る無しの薬を使って、わずかでも不安に感じるより、
薬は控えて、様子見の事が多くなります。
妊娠時のお薬こそ、漢方薬をお勧めしたいものです。
以前には、こんな、不安と、遭遇するハテナ??、?が充満の時、
地域や、近縁者、大家族が果たしていた、
身近な経験者、親身な相談相手が、今は、なかなか、見つけにくいことでしょう。
何より、そんな“絆”が、圧倒的に薄くなっています。
“絆”とは、
決して、他から、意識して強調するものではなく、
無意識に芽生え、潜在下に育ち、
ある時、ようやく、気付いてこそ、感じるものでしょう。
また、インターネットでは、極端が目立ち、中には、危なっかしい例もあり、
中庸は、ごく幅狭く感じられることでしょう。
あなたは、すこぶる健康とは言え、
あちこち、体の内部で、小事故が頻発しがちで、精神状態は、大うねりです。
こんな時、薬をなるべく使わずに、体調不良を改善し、励ますには、?、、
カウンセリングが重要でしょう。
ところが、カウンセリングが、制度として確立していません。
健康カウンセリングと、医療業務の区別が、ほとんどありません。
医療報酬での、カウンセリングの評価が低く、
ほぼ、多忙と、疲労の中で、スタッフの無給奉仕に近いものでしょう。
どんな難産も、あるいは、あなたが不安に陥らないよう気配りをなされて、
ようやく、その日を迎えられた、どんな安産も、
それは、それで、共に、評価は、素晴らしいはずですのに、、、、。
大切に、拾い上げた幸せと、
何より、ただ、赤ちゃんの、あどけない表情と、
あなたとご家族の笑顔と、感謝の気持によって、、、、
、、、スタッフの苦労が報われる。、、、、、、
そんな、現場でもあるでしょう。
この時期の妊婦さんには、体長が大うねりで、毎日が別人のような方もおられるでしょう。
トップへ / やくろう編集版 目次 / 妊娠初期の話 やくろう版